「あ、これって知ってるようで意外と知らない人いるんじゃね?」的な事を、

ITに明るくない人でも分かりやすいように説明していこうシリーズみたいなのを暇つぶし程度に掲載してみます。

題して「知ってると知らない人にドヤ顔できるかもしれないIT雑学」

「知ってるわい!」って人は生暖かい目で見てね。

というわけで第一弾「WiーFi雑学①」

お客様のご自宅や職場で

「新規にWifiルーター(無線LANルーター)を購入したので、設定してほしい」と言った内容でお仕事を頂くことがあります。

その中でかなりの頻度で聞かれる質問をまとめています。

 

「Wifiの一覧で〇〇〇ーAと〇〇〇-Gってあるんですけど、どっちに繋いだほうがいいんですか?」

ちなみにWifi一覧で出る名前はメーカーによって違います。

よくあるBUFFALOさんのルーターなんかはAとかGとかついてます。

メーカーによっては「2.4GHzとか5.0GHz」とかついてるのもあります。

AとかGとか2.4とか5.0とかややこしいですが、これは周波数帯のことです。

周波数帯とかわっかりにくいのでここでは割愛。

「何となく2.4より5.0のほうが強そう」とか

「アルファベット順でAよりGのほうが後だからGのほうが良さそう」で繋いでるお客様がいらっしゃいます。

凄まじく大雑把に説明すると

 


【2.4GHz(〇〇〇‐G)】

速度は5.0GHzより遅い、壁など遮蔽物を迂回する性質があるので、遮蔽物に強く広域使用に向いている。
電子レンジと同じ周波数帯なので電子レンジとかの近くだと遅くなったり、切れたりする。

 


【5.0GHz(〇〇〇‐A)】

速度が速いが、壁にあたると反射してしまう特性があるので遮蔽物に弱く、広域には向かない。
Wifi専用の周波数帯なので、他の機器と電波干渉がしないので安定する。

 


結論をいうと

スマホやタブレットみたいな「部屋を移動して使う広域用途の機器」は2.4GHz

移動させる頻度の少ないノートパソコン、ゲーム機、プリンターなどは5.0GHzで繋ぐといいってことです。

最近のWi-Fiルーターだと「今繋いでる距離と電波強度を見てG帯とA帯を自動的に切り替える」

なんて機能も存在します。(バンドステアリング機能)

(・ω・)ご家庭や職場で何かのタメになればこれ幸い。